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公益社団法人自動車技術会:メルマガAEG【PR】
2021年10月18日発行
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CFRPの軽量化材が自動車用途で拡大するに合わせて、成形技術の量産化に対応するため、
2015年からR&Dを推進し、2019年に完成させたプリフォームレスの
Prepreg Compression Moldingのご紹介です。(第1回配信 ※第3回完結)
MOTは、日本で唯一のPPCMの技術をご提案できる企業です。
MOTの特許と材料開発により、様々な製品・部品の「量産CFRP化」が実現可能になりました。
◎プリフォームを無くす
◎樹脂プレスの地平を開く
◎ハイサイクルは加熱冷却工程の短縮、深絞りは金型R部の篏合
Fraunfocher ICTに認められたCFRP量産技術=PPCM
CFRPの成形技術を牽引しているのが、ドイツ・カールスルーエにあるFraunfocher ICTです。
東レ、三菱ケミカルは新材料の試験データをICTに委託し、その結果を得てヨーロッパの
自動車メーカーや部品メーカーに売り込みをしています。ICTが開発したRTMをBMWが採用し、
2014年のi3の衝撃的デビューとなった。
当社は2019年9月にICTのラボラトリーに出向き、プレス製法(2021年商標登録press magic取得)を
披瀝し量産技術としてのお墨付きを得た。
◎プリフォームを無くす
ヨーロッパのCFRP部品市場ではPrepreg Compression Moldingが普及している。
PCMはRTMより優れた製法だが、RTMと同様にプリフォーム(仮り成形)が必要なのが欠点である。
15分~20分かかるプリフォームを省略した製法が、Preform-less PCMである。
加えて、PCMより生産性、賦形性、異種積層体成形性が高いことである。
CFRP積層体を加熱した金型に置き、サーボプレス機のスライド操作、金型R部篏合、加熱冷却装置を
設計した一体化システムによりプリフォームを省略できた。10件超の特許が技術開発に扉を開いた。
◎樹脂プレスの地平を開く
CFRPのプレスを量産技術として評価する基準は金属加工との比較である。
金属加工と同等レベルに近づけるかが、樹脂プレスの存在を決める。プレス加工であるから、
生産性と賦形性が比較対象となる。金属加工はクランクを回せば製品が出来上がるし、
絞り加工は順送で形を付けていけば良い。
CFRPは樹脂なので加熱と冷却工程がある分生産性が落ちる。生産性は加熱と冷却工程の時間を短縮する
工夫が必要となる。ウレタン樹脂なら自然冷却で良いが、強度が弱いというデメリットがある。
熱硬化性の高強度のエポキシ樹脂を使いたいのが本音である。熱可塑樹脂なら温度管理が簡単であると
言われるが、材料を赤外線ヒータで事前加熱しても冷却して脱型する工程は同じく省略できない。
絞り加工は、金属は材料に延展性があるのでR部は薄くなって賦形する。CFRPは材料に延展性がないので
R部でクロスの織り目が四角から菱形に変形することで賦形する。
◎ハイサイクルは加熱冷却工程の短縮、深絞りは金型R部の篏合
PPCMは1金型での一発一体圧縮成形技術である。熱硬化エポキシ樹脂プリプレグで、生産性は
厚さ1mm当たり2分(L600×W300×H40)、深絞りは200mmの基準にある。深絞りは、成形時間は
金属加工よりも短く、寸法は深く成形できる。
第2回へ続く
詳しくは、The MOT CompanyのPPCMホームページからご覧いただけます。
https://mot-ppcm.jp/
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空飛ぶクルマメーカー及び関連企業のR&Dご担当者様、お気軽にお問い合わせください。
株式会社The MOT Company
本社 〒144-0052 東京都大田区蒲田4‐6‐6
福岡オフィス 〒814-0001 福岡市早良区百道浜3‐8‐33 福岡システムLSI総合開発センター305
info@mot-ppcm.jp
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